言葉で疾患・障害をサポート
世界に類をみない超高齢化社会を迎える本邦にとって,高齢者への医療対策は重要な課題です.その医療費は10兆円規模と算定されている認知症,抑うつ,介護負担,一方で,若者の発達障害など多くの新しい医療・健康の問題が顕在化しつつあります.本研究室では,簡便かつ負担のない検査として,記述した文章や発話内容から疾患の進行を予測や,感情を分類,悩みの分類,近い状態にある患者や介護者の推薦など様々なサポートを実現する研究を行っています.情報処理に支えられ,当事者が自ら回復できる社会をめざしています.